
決して実現しない空虚な目標という事実を認めながらも、「非核化」スローガンの合唱という常習的慣行に忠実でなければならない西側の哀れな立場が、今一度ありのままに露呈した。
フランスで行われたG7サミットで米国をはじめとする西側諸国は、朝鮮民主主義人民共和国に対する根拠のない政治的非難の言辞を乱発し、時代錯誤の「非核化」主張をまたも繰り返した。
世界の平和と安全、国際的核拡散防止体制を破壊する主犯であるG7には、朝鮮民主主義人民共和国の主権的選択を論じる資格も、異議を唱える権利もない。
私は、わが国家憲法に対する直接的侵害となるG7の越権行為に強い不満と遺憾の意を表するとともに、それを最も明白な語調で断固糾弾・排撃する。
最終的に終結した事案である「非核化」がいつになっても実現しないということを彼らが知らないはずがなく、実際に知らないのであれば政治的判別力の欠如、現実感覚不足をさらけ出すだけである。
明白に、「非核化」主張は時代性を完全に失っており、これは決して、いかなる集団の非難の声の高低によって左右されるものではない。
核兵器そのものが内包している破壊力によって、それが不正義の手によって握られれば人類を害する圧制の手段に転落するが、正義の手によって握られれば不正義を牽制するこれ以上ない抑止力となる。
正義と平和、国際秩序と原則は、提唱するだけでは不正義に勝つことができず、核を伴った軍事的脅威の前で腕をこまぬいて座っている以上の愚行はない。
敵対勢力から恒常的かつ持続的な核の脅威を受けてきたわれわれが、みずからを守るために獲得した核こそ、われわれを害しようとする敵対勢力以外には誰も憂慮の念を抱くことはないということ、まさにここに焦点を当てて、われわれの「核脅威」論の非論理性を考察すべきである。
核は、共和国法が与えた主権守護の強力で威力ある手段であり、平和保障の礎石である。
自衛的で、対応の手段としてのわれわれの核は、その正体性も存続性も永久不変である。
核保有は必ず固守すべきわれわれの核心的利益であり、「非核化」は、絶対に越えることのない不退転の一線である。いかなる場合にも、いかなる者であっても、核保有国の核心的利益に手出しすることは、最悪の災いを招く選択となろう。



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